腎臓病は初期段階が大切です

腎臓病

食事をして摂り入れたたんぱく質は、体内でエネルギーに転じますが、ある程度は老廃物となり血液中に蓄積します。血液は腎臓に流れて分離された末、無駄な老廃物は尿を出す際に一緒に排出されます。過度にたんぱく質を摂取すれば、老廃物はそれだけ増えますので、腎臓への負担が増えてしまいます。腎機能を維持する上で、日頃からたんぱく質の摂取量には目を配る必要があります。ですが、たんぱく質は人体にとって必要不可欠な栄養源なので、一定値は摂取しないといけません。肉や魚その他卵や豆腐は結構な量のたんぱく質があり、ついつい食べ過ぎてしまう食品でもあるので気をつけるようにしましょう。甘い食べ物の場合でも意外な事に多量のたんぱく質が入っています。お菓子は製造過程で小豆や牛乳・卵が使用されているので、エネルギー補うためとは言え口にし過ぎれば、必要以上にたんぱく質を摂取してしまいます。例えば、ショートケーキひとつには卵1個に近いたんぱく質が入っています。浮腫が際立っていたり尿量が明らかに少ない場合、塩分以外に水分の制限も付随してきます。こうした際の制限は、飲料水に限らず、食品に含まれる水分量も含めます。浮腫自体が無い又は軽度の場合は制限を設ける項目は塩分だけになります。こうした際の水分量の制限は病気の進行状況や尿量から医師が特定します。脱水状態に陥ると腎臓機能はどんどん低下していきますので自己流でどうにかしようと考えるのは止めましょう。腎臓病を発症すると糸球体に影響が出て血流が悪くなり、水分やナトリウムが体内に溜まりやすい状態になります。この他、尿と同時に体外へ出されるはずの老廃物に関しても、体内に増えてきます。こうした状況下になると、窒素が血液中で増加し、尿毒症の元凶となったり、ナトリウム濃度が増加し高血圧を引き起こす危険性が出てきます。故に的確な食事療法を設けて、一定の水分・塩分・蛋白質・エネルギーを摂り続ける必要があります。腎臓病に悩まされる方に向けて、たんぱく質の控えめな調整食が存在します。こう言った食品を適切に摂り入れる事で、そのままでは難しい食事制限が行いやすくなります。腎臓機能が落ち込む程に、より厳正に食事を制限しないといけません。更に、糖尿病の症状もある場合は血糖値を悪くしないために、エネルギー量にも制限が生じます。食事内容は自己流で判断せずに、専門の知識を有する栄養士や医師の指導の元メニューを決めるようにしましょう。腎臓病に罹っても食事療法を厳守すれば、毒素や老廃物が排出されやすい体となっていきます。老廃物が排出される事で尿毒症にならず、腎臓病の悪化のペースを遅くできます。そうとう上手くいった場合、腎臓病が進行しなくなったと言ってもいい程遅らせることが出来る場合もあります。食事療法は難しいと思われがちですが、決して制限の内容が難しいと言う事ではありません。食事療法は、患者自身が自ら積極的に実行できる一番の治療行為です。クレアチニンについては筋肉中にある物質を介して生じる老廃物であって、腎臓に行き分離された後尿と合わせて体外へ除去される成分です。クレアチニン量は、個人の筋肉や運動量に付随します。なので、通常男性の方が高めの数値になっています。筋肉量が少なくなれば、合わせてクレアチニンの数量も減るわけです。加えて、妊娠状態にある際は、尿と合わせて排出するクレアチニンの量が高まるため、平常時に比べてクレアチニンの値が下がっていきます。体における3大栄養素に糖質・たんぱく質・脂質が存在します。体内で燃焼し尽くせば糖質とたんぱく質は水と二酸化炭素へと移り変わるので、腎臓や肺から排泄されやすいのですが、たんぱく質の場合分離されれば7~8割は窒素を伴った老廃物に変わるため、排泄の際に多少なりに腎臓に負荷が生じます。この事から、たんぱく質の摂取量には注意する必要があります。体を維持するための最小限のたんぱく質は体重1kg換算0.6g/日であり、一日分で言えば30~40gに相当します。カリウムは水に浸す事で流出するため野菜・芋類を食材に使う場合、小さくカットし茹でこぼし又は水さらしを施してから調理を行いましょう。茹でる事によって取り除けるカリウムの分量は、食品の分類や調理を実行する際の水分量・形状・所要時間によって変化が見られます。例を挙げれば、ほうれん草などの葉茎菜類なら45%、いんげん等の未熟豆類で30%近く除外可能です。細かくカットする、茹でこぼしを怠らない、きちんと搾る事で効果は高まります。腎臓病における食事療法の意味合いは、腎臓病の悪化を食い止める事と、現在の健康状態のキープです。透析導入前の保存期の方であれば、食事療法次第で腎不全が進行しないようにできますし、透析を要する時期を極力遅くできます。また、透析導入後も、体調を維持しながら透析に当たるために、食事療法は必要不可欠です。
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